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宝物
うちの宝物ふたつです。左はワラヂ。犬を生業としています。
悪いとこすら可愛いヤツですが、今日は脇役。注目して頂きたいのは右です。
本物の羽海野チカ先生のサインです。しかもワラヂの似顔絵(イメージ)入り。
お店をやっていたころ、お客様に羽海野先生のお知り合いがいて、
ファンだという話をしたらサインを貰ってきてくれたのです。
私が「リーダー(左)」を、夫が「はぐちゃん(右)」を希望したのですが、
両方書いてくれるという優しさ。感激です。
「3月のライオン」7巻が発売されました。
帯の「勇気の7巻」を読み、早くも気持ちが強くなる。
ひなちゃんの気高い戦いが終焉を迎え、
明るい場所を知った桐山くんの戦いが幕を開ける。そういう巻です。
ページを開くとまず飛び込んでくるのが
6巻で桐山君視点から悪役のように描かれていた山崎順慶のモノローグ。
「信じれば夢は叶う」
それは多分本当だ
但し一文が抜けている
「信じて努力を続けていれば夢は叶う」
―これが正解だ
そしてこう続きます。
さらに言えば 信じて
「他のどのライバルよりも1時間長く
毎日努力を続ければ
ある程度迄の夢は、かなりの確率で」叶うだ
人間は平等ではないし、夢は叶わないこともある。
そういうことは誰が教えてくれるのでしょうね。
続ける努力と、嵐に突き進む勇気がなければ夢は叶わない。
子供に教えるべきなのかもしれません。
思わず、夢を垂れ流すようにただ語っていた自分を省みてしまいます。
ハチクロでもそうでしたが、
羽海野先生のお話は「天才と凡人」の話とも言えますよね。
美しく孤独な天才、周りの凡人は憧れ、反発し、もがいていきます。
その戦いは滑稽で、愛おしい。
そして、女性の強さ。はぐちゃんも山田さんも、か細い体に強い心を持っていた。
ひなちゃんもそう。
いじめ問題で学校に呼ばれたあかりさんに、ひなちゃんが話すシーン。
こんな所何があったて
生きて卒業さえすれば
私の勝ちだ
目に涙をため、眉間にしわをよせて、ひなちゃんの言葉が強く響きます。
最初ほうの巻では可愛らしい子供でしかなかったひなちゃんが、
強く、自分の考えを手に入れて強くなっていっている。
こんなシリアスなテーマの3月のライオン7巻ですが、
読んでいる間の感想は「面白w」です。笑えるという意味での。
いちいち軽妙で、キャラクターもユーモラスなんですよね。
3年生が引退してしまう将科部に、校長と教頭が入部してくるとこなんて、
声出して笑っちゃいましたよ。夫も風呂場で笑っておりました。
羽海野先生の漫画は、男女問わず楽しめるのも特徴です。
あんな可愛らしい絵柄なのにね。
だから、絵柄に躊躇する男子諸君にも
エロ率の高いヤングアニマルでの連載に躊躇する女子諸君も
読んでもらって大丈夫な作品です。
雑誌の立ち読みは少し勇気が要りますが…
いや、そもそも立ち読みしてんなよって話ですね、すいません。
でも買うのも結構勇気がいるよ!ヤングアニマル!
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