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「あのね、俺たちが本気になればね」
「砂漠に雪を降らすことだってできるんですよ」
写真は「ゴールデンスランバー」ですが、↑は「砂漠」のセリフです。
「砂漠」は男女5人の青春ストーリー。
タイトルといい、内容といい他の伊坂作品に比べると地味だけれど、出てくるキャラクターは皆魅力的。
青臭くていつか過ぎてしまう刹那な時間を、伊坂らしい語り口で描かれた名作だと思います。私は一番好きです。
↑のセリフは特に愛さずにはいられない「西嶋」というキャラクターが冒頭に語るもの。
心がしん、とする、強い言葉だと思います。
伊坂幸太郎が好きです。
伊坂作品はどれも、「圧倒的な暴力」があり、
それは悪人だったり、災害だったり、人生の落とし穴だったりするわけだけど、
そういうものが確実に存在するこの世界で、人が生き残っていくために何が必要なのかを考えさせられます。
多分それはユーモアと優しさ。
生きることは滑稽で、だからこそ美しい。
そしてとてもシンプル。
ワラヂを見ていると、そういう生き方は難しくはないと思わされます。
今年は特にそういうことを考えさせられた年でした。
犬といけるラーメン屋の話を書こうと思ってたんだけどな・・・
こういう日もある。
多分次回。
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