【里山カフェその１】笹谷窯 CafeSASAYA

「里山の緑と太陽…サイコーでノビー」

母がこう言っておりました。

「例え知らない道でも、南房総にいる限り方向は誤らない。
　何故なら体のどちら側に海があるのか分かるから…」

やだ。かっこいい。惚れる。
もちろん本当はこんなかっこいい言い方ではありませんけども、
私もなんだか納得してしまいました。
海をそばに感じて生きてきたからこその言葉ではないかと思います。

「南房総と言えば海」と刷り込まれて育ちました。
でも最近ね、「里山もすごく良い」という
今さら気づいたのかよ、という発見をしたのでございます。

海は良くも悪くも感情を掻き立てられます。
穏やかかとと思えば、荒々しくなる。感動したり恐怖したりする。

でも里山は静かで、心が平坦になります。
口をつぐんで、風の音に耳を傾けたくなります。
良いんですね、これがまた。

そんなわけで、南房総の里山カフェを3回連続でご紹介します。
一回目はこちら


笹谷窯　Cafe SASAYA

里山カフェの特徴として、「とにかく道中が険しい」というのがあります。
こちらも例外なく、そこそこ険しいです。
対向車が来たら、間違いなくアウトな道です。
冷や汗がでます。



駐車場脇のミカン畑↑（野生？）とニワトリ↓（野生…ではありません多分）



半ノラのニワトリの後を追いかけてたどり着くカフェって他にあるでしょうか？

笹谷窯はその名の通り、陶芸の窯元です。
そこにカフェを作って、天然酵母のパンも焼いています。
田んぼもやって、半陶半農で生活しているのだそう。
なんか…
流行りの「里山カフェ」って感じでなくて、
もっと、場所に寄り添っているような。
カフェから見える景色は決して素晴らしいというものではないんだけれど、
落ちつけて、誰でもウェルカムな集合場所のような。



チャイをいただきました。
器ももちろん、こちらで作られたものです。すごく暖かい。

写真の情報量が少なくて申し訳ないのですが、
とても生きてる感のするお店です。良かったら行ってみてください。


「ワラちゃんも入れマス」

これがポイント高いんですけどねー。
ちなみにワラヂは店内に入れてもらいましたが、
おとなしいし構いませんよという感じでした。
多分大丈夫だと思うけど、問い合わせてみてくださいね。
また、カフェの前の庭には猪を追う為のお犬さんが２頭いて、離し飼いになってます。
人にはすごく慣れていて可愛いのですが、多分犬は苦手です。
犬連れであることを連絡すれば、先につないでおきますとのことでしたが、
気をつけてくださいね。
あと、半ノラのニワトリもたくさんおりますので、
鳥を追いかけちゃうワンコさんも気をつけて…


＊笹谷窯　＊Cafe SASAYA　＊テッペン堂
　　　　千葉県鴨川市金束９０５
　　　　　０４－７０９８－０３８８
ＨＰ：http://sasayagama.com/apple1/


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